
フィリピン ミンダナオ島の小さな村。多くの若者は島を出てマニラや近隣の国へ仕事を求めて出ていきました。
美しい自然とおいしい空気しかない、これといった産業の無い村で看護婦をしていたロレッタさんはコゴン草という農家を困らせている雑草から紙を作る事業をはじめました。
スタート当時は5人しかいなかったスタッフも、日本の第三世界ショップなどの支援もあり今では300人以上の人が紙作りと押し花のカード作りに携わっています。
フィリピンから届いた美しい自然をそのままカードに閉じこめたレターセットは、あなたの思いをのせて誰の元へ届くのでしょうか
押し花レターセット
「昨日、雨が降った。
今朝、少し早めに教会へ向かった。
小さな枝に朝露が輝く草で縁どられた道を
視線を下げると、
ピンクや黄、真紅、ライラック、オフホワイトの
限りなく小さな花々に
初めて気づいた
私はそれらを摘み、
その繊細な、完成された形に見入った。
こんなどうってことのない、一見価値の無い、
いつも踏みつけているものだけど、
なんと言う美しさ!
神はなんてすばらしい芸術家なのでしょう!
私の心は喜びに歌い出した!
この草花を紙にのせて
永遠に私のJunkoカードの中で保存しよう。
考えながらも興奮がこみ上げてくる。
この心踊るわくわく感。
まるで恋のよう!
軽い足取りであちらこちらを摘み歩く
それから、あの新緑の草原・・・
ここまで開発が進んで、
プラザと道路が出来て草原が刈りこまれたら、
本当にさびしくなるでしょう。
でも、そのときまでには、
神が今度は別の創作品を発見する喜びへと
導いてくれるはず。」
作 ロレッタ・ラフィスーラ (生産者団体 SHAPII 創立者)訳 覚田真衣子
第三世界ショップ モノ物語より