ハチは体の大きさからはとても信じられないような
知性を持っています。
規則正しい六角形の蜂の巣なども、力学的にはもちろん
廃熱、幼虫の飼育、蜜の貯蔵などについても実に合理的
にできていて、ハチの脳の大きさを考えると実に驚異的です。
YouTube ハチの巣作り
横浜市 いろいろなハチの巣
こういった巣作りなどの行動は、誰か全体を見て指示するリーダー
がいるわけではなくて、たくさんのハチが共同で働くことで
全体として目的を達成させています。
一匹一匹は少しの事しかできませんし、どこで誰が何をしているのか、全体の中で自分がどこにいるのかはよくわかりません。
それでも神様のように一匹のハチを超える存在はないのに、ナスカの地上絵のように大きなスケールで見ると一つの「形」が出来上がっています。
こういったことは細胞と私たちの関係についても、私たちと社会・会社の関係に
ついても言えることです。
こんな風に同じたくさんの要素が集まって、全体として調和のとれた
行動をとることを「集団知」といいます。
「集団知」は実に不思議な現象ですが、よく観察すると意外と簡単なルールから
できていることもよくあります。
ここでは「集団知」の例としてハチの幼虫集め行動のシミュレーションをつくってみましょう。
蜂の幼虫集め行動
目標
あっちこちに散らばっている幼虫を一箇所に集める
条件
・集める場所はどこでもよい(目印はない)
・みんな平等でリーダーはいない
・自分のいる場所の状況しかわからない(周りを見渡して目標に向かって歩くことはできない)
・一度に運べる幼虫は一匹だけ
・他の仲間とはコミュニケーションできない
普通に私たちが広場に散らばっているボールを一箇所に集めることを
考えると、つぎのような手順が必要だと思います。
1、落ちているボールを探す
2、落ちている所へいってボールを拾う
3、決まった目標(ボール置き場)にいく
4、ボールを置く
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