子供キャンプに行ってまいりました。そのご報告。
思いつきで作ったクッキー。やけにたくさん生クリームがあったので、攪拌しまくってバターにした。
カルボナーラで残った卵白も泡立ててメレンゲにして使用。
どちらもかき混ぜるのは若者達にやってもらいました。
ただし、熱の分布にムラがあり、カントリーマアムみたいな物からビスコッティみたいな物まで・・・
まぁ美味しいとは言ってもらえました。
今回のキャンプでは、5年の歳月をかけてバージョンアップした即席オーブンが活躍。
クッキー、ピザ、フォカチオなどを焼きました。写真はフォカッチオ。
なぜか意図していないのに内部に丁度良い空間ができ、ポケット状の「ピタ」のようになった。
家でやるとこうはならないから不思議。
昨夜燻製したスモークチキンとサラダを詰め込んだ。
近くを流れる川の水はとても冷たく、足が痛くなってくるほど。
そんな中を泳ぐ魚はなかなかすばしっこい。
なんとか1匹手づかみできたのは、可愛らしいサイズのヤマメ。
寝苦しさで目が覚めた。
・・・暑苦しい。
ああ、そうか。キャンプから帰ってきたんだっけ。
キャンプ場の朝は寒いぐらいだったのにな。
とりあえず顔を洗い、トイレに行き、仕事着に着替える。
何百回と繰り返してきた日常の動き。ただ、それに実感がわかない。
いつもの出勤途中の風景。それがまるで水の中の風景のようにぼやけて感じる。
・・・・・・切り替えができていない。完全に夏休みボケである。
夏休みを利用して5年ぶりに参加した子どもキャンプ。
自分にとって最後と決めた子どもキャンプ。
今回のキャンプを機会に今までの自分を見つめなおし、父親としての切り替えを目指していたが・・・
未練がましい自分に喝をいれ、プロとして職場に赴く。
職場では鍛え抜かれたプロ達が・・・・
呆けていた。
恐るべし夏休みボケ。(なぜか安堵)
あんまりここで書くと感想文集とかぶってしまいそうですが、感じた事をご報告します。
「縁の下の力持ち」
そう言ってもらい、羽村ブロックに貼り付いてブロック員の食事を作る毎日でした。
子どもの班や中高生等の担当で駆け回っていた人達には悪いのですが、
今回のポジションはとても贅沢ができました。
子ども達から1歩離れて見ていたため、本当にたくさんの事を落ち着いて見ている事ができました。
徐々に逞しくなり、積極的になっていく小学生達。
最初は頼りなくも見えたけど、キャンプ場についたら責任感を持って小学生をリードした中学生。
やんちゃで手を焼いた子猿が、今では高校生になって、立派に子ども達の面倒を見ている。
5年前はまだ高校生や中学生だった子達は、今は青年として中核を担っている。
齢をとると後輩達の成長振りに驚かされるものだ。自分の成長が遅くなってしまったためだろうか・・・。
他のスタッフ達が会議などに出てしまい、一人で片付けや温かい飲み物の準備などをしていると、
子ども達が話しをしに来たりする。
それは愚痴や悩み事であったり、今日の楽しかったことであったり、誰かの失敗談だったり・・・
子ども達から一歩引いたポジションにいるせいだろうか。
子ども達にとって気軽に話しやすい存在になっていたのかもしれない。
その時気づいた。
キャンプ中、私は過去の自分自身と彼らをダブらせて見ていた。
このくらいの頃の私はあんな事をしていた。
私もあの頃はこんな感じだった。
あれ?このくらいの頃ってこんなだったっけ?
この頃は同じようなことで悩んでたなぁ・・・・・・・
次々と現れる各年代の自分自身。
今までこんなにも過去を振り返った事はないかもしれない。
私の中で、子どもの頃毎年欠かさず参加していた子どもキャンプは、背比べの跡をつけられた柱のような存在になっていた。
その柱のキズは高校卒業を境にまばらになり、最後には5年分の空白があった。
キャンプファイヤーの炎を見ながら考えていた。
私は過去を振り返りたかったのではなかった。
今現在の自分を見たかったのだ。
その術がわからず、ほぼ無意識に過去の自分を辿る方法をとっていたのかもしれない。
「父親として、仕事をするプロとしての意識を高める」
そのために、再出発になる現在地を確認したかった。
子供達と重なって写る過去の自分が意地悪く言う。
「少しは自分自身が見えたかい?」
フン。まぁこんなもんだろう。
今まで刻んだキズを確認し、新しい場所に手を伸ばす。
5年ぶりに刻んだ柱のキズは、意外にも高く、深く刻まれていた。