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2008/07/27:11/73
2008/07/26:20/208

2008/06/27より425/5359
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2006 | 03 | 04 | 07 | 08
一人映画祭  
2006年8月18日(金曜日)
【ゲド戦記】 13:08  cin 
8月某日、映画を観ました。


【ゲド戦記】

ユナイテッド シネマ 入間

こんなしがないブログでも注目をしてくれる人がいるというのは、なんとも嬉しいもので。
と、言いつつ、かなり時間がたってしまったのですが。

ジブリ作品は正直好きです。
特に好きなのは、「紅の豚」、「もののけ姫」、「魔女の宅急便」、「思ひ出ぽろぽろ」
日本を代表するアニメを産み出すのはとても凄い事だと思う。
そして、そのプレッシャーも凄いものであろう。
今回の作品の「ゲド戦記」にしたって、歴代のジブリ作品と比較されるのは宿命と言ってもいいだろう。
例えいい作品であっても他のジブリ作品より劣るところがあれば、袋たたきされてしまう。
でもそれは、ジブリ作品というだけで、多くの観客を動員している副作用なものであり、仕方のない事だ。

で、矛盾した事を書くようだが、そういったジブリ作品だというレッテルを省いたとしても、
僕にとって上映時間は苦痛の時間だった。
久しぶりに作品に対して怒りを感じた。
なんというくだらない時間を産み出しやがって!

CMや宣伝文句を言えば、
『世界の均衡が崩れつつある』
『人間の頭が、変になっていく』
『いのちを大切にしない奴なんて、大嫌いだ』
『みえぬものこそ』
という事が本作品のキャッチフレーズで、これらから読み取れるのは、
現代社会の歪みやその事への不安、
決して楽観視出来ぬ将来への不安、
また、その中で、もがき生きていく姿
といったところが、本作品のテーマなのかなーと、観る前は思った。
これらはずっとジブリ作品に感じてきたテーマであり、
本作品は、ジブリ作品の王道を感じられるかなと思っていた。

ところが、ふたを開ければ、
ご都合主義のつきはぎだらけのなんとも陳腐な作品であった。

今更、『人間の頭が、変になっていく』とだけ言われても、
そんな事はわかっているし、その中でどう生きるの?という事を描いて欲しいのに、
主人公達は、狂った人間がわんさかいる都会から離れ、
野原に一軒昔の女の家で暮らし、そういった世界とは断絶する。
そんなの世捨て以外の何ものでもないじゃないか。

「意味もなく親殺しをしてしまう子ども」を話しに盛り込むあたりは、
まさしく現代を意識しているなーと思ったけど、
それを『影』の自分とし、本当の自分は『光』の自分で、
『光』の自分を信じてくれーーみたいな流れで、
親殺したのは、自分であって、自分でない、そんな結論に受け取れた。
そうではなく、『影』も『光』も自分であり、
その両方を受け入れ生きていく事が大事なのではないだろうか?

本作品を見た『影』に悩む子どもが観たら、
そういった自分を全て否定されたように受けるのではないだろうか。
肯定しろとは言わない、そういった『影』は否定するべきなのかもしれない。
でも、『人間の頭が、変になっていく』というならば、
それに嘆くだけの作品にするのではなく、
それを受け入れ共生していく事こそ、
『世界の均衡』を保つ事になるのではないだろうか?
頭の変な奴は取り除け!それは某国家の大統領と同じ事を言ってはいないだろうか。

そしてなにより気に食わないのは、
特殊な能力を持った主人公がちょろちょろっと活躍して、
世の中よくなりましたーー的な展開だという事だ。
(ジブリ作品のほとんどがそんなストーリーだが)

ぼくの他の作品についての文章を読んでいただければ、
ぼくの好き嫌いの傾向は一目瞭然であると思うが、
僕が好きなのは群集劇であり、
主人公は能力が無ければ無い方が好きで、
様々な色を持った登場人物が互いに刺激しあい
なんともどうしようもない状況を変換していくストーリーが好きだ。

本作品は、結局、主人公とそれを取り巻く2,3人だけが世界にいて
そこが幸せに暮らせればOK、それで終わり、なのである。
エンディングに主人公が自分の責任を取るべく旅たつ姿が描かれるが、
なんとも、とってつけたように感じられ、
「うるせぇよ、どうせ、ここに戻ってくるんだろ!」
と、逆に腹立たしかった。

突っ込みどころとしては、
悪役が永遠の命を掴もうとする巨大な悪という設定なのに、
しょぼい城に住み、警備も薄いとか。
大賢者っていうわりには、何にもせずに家が襲撃にあうし、(セコムしとけよ)
大賢者と昔に旅してたという女性のわりには、1日に2回も襲撃にあい、主人公をさらわれるし、
少女が本当は竜だった。(え、だから?何?)
最初の竜の共食いは何?
主人公を毛嫌いしている少女が主人公を許すのはなぜ?
主人公が悪役に勝つという戦闘シーンもみえみえで、まるで水戸黄門をみているようだった。
などなど、つきない。


話しは脱線するが、世界の歴史を振り返って、
世界が均衡していた時代なんてあったのだろうか?
人の頭が変ではなかった時代なんてあったのだろうか?

ぼくら人間は常に不完全なものであり、未成熟なものであり、
世界(それは地球環境にしても、宇宙にしても)は常に一定ではなく、
揺れ動いているものではないのだろうか。
だからこそ、ぼくらは悩み生きていくのではないだろうか?

『人間の頭が、変になっていく』と問うのではなく、
『変な頭を持つ人間はどう手を結べる』
という事を伝えてくれる作品を僕は渇望している。

「嘆き」だけなら、朝のニュースで、もうお腹一杯である。



また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
  物語の終わりは、日常の始まり〜

09/16 12:29 koby@ゲスト 
うちの娘は「命を大事にするのなんか大嫌いだ!」っていってますぜ・・・・

09/17 18:44 cin 
投げかけだけは一流という事で。

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リンク元  (215)
2006年8月09日(水曜日)
【SWING GIRLS】 02:52  cin 
8月某日、TVを観ました。


【SWING GIRLS】

・自宅



また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
  物語の終わりは、日常の始まり〜
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リンク元  (38)
2006年8月08日(火曜日)
【ウォーターボーイズ】 05:43  cin 
8月某日、TVを観ました。


【ウォーターボーイズ】

・自宅



また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
  物語の終わりは、日常の始まり〜
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リンク元  (88)
2006年8月07日(月曜日)
【Rose in Tideland】 04:19  cin 
8月某日、映画を観ました。


【Rose in Tideland】

新宿武蔵野館


観る作品を選びの際に『どの監督か』というのも大きな要素になる。
本作品はまさに「テリー・ギリアム」が撮った作品だからこそ観たのだった。
確かに他の監督では味わえない摩訶不思議な世界へと誘ってくれたが、
その世界を満喫できたかと言われれば渋い顔せざろうえない。
味わってみたいモノのかなり近いところをかすっているのだが、
そのまま別方向へ全速力で駆け抜けていってしまったような感覚に陥った。
「ブラザーズ・グリム」よりは大衆受けを狙っていない分、
テリー・ギリアムの脳みそ直のイメージが展開されている分、
味わいはとても濃厚になっているが、その分付いていけない。

10代に観た「eva」ように、
身の内に鬱積した混沌をそっくりそのままスクリーンに映されるような
作品にはもう出逢えないのだろうか。



また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
  物語の終わりは、日常の始まり〜
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リンク元  (26)
【ゆれる】 04:15  cin 
7月某日、映画を観ました。


【ゆれる】

CINEMA


とても生々しく『兄弟』というものを描いた作品であった。

弟にオダギリジョー、兄に香川照之、監督西川美和
この2人の役者と、1人に監督に、脱帽である。

30代半ばの女性でありながら、
男の嫉妬をリアルに描いた事に驚きを禁じえない。

オダギリジョーという役者はかっこいい。
その顔や体つきがかっこがいいのもそうだが、
どことなく汚れているようで透明感があり、
人を突き放すような冷たさもありながら、
何時までも見守っていてくれるような純で暖かさもある。
そして美しい。
メゾン・ド・ヒミコの時のように、現世とは一線をかくような役も似合うが、
THE有頂天ホテルでのイロモノも好きだが)
今回の役はどんぴしゃに良かった。
それにも負けず劣らずはまったのは、兄役の香川照之
弟への嫉妬、人を殺めたもしくは救えなかった事への後悔の念、
放心、あきらめ、開き直り。
人の、男の、人には見せたくない嫌な部分を、
あれだけ惜しみなく演じきれたのは、彼だったからだろう。
また、それを親近感をもって受け入れる事が出来たのも、彼だったからであろう。
今年は「香川照之」の当たり年と言っても過言ではない。
『嫌われ松子の一生』、『花よりなほ』、そして今回の『ゆれる』
どれも今年観た映画で忘れない作品ばかりだ。

映画好きと称する人の中には、「邦画はつまらない」という人がいる。
それはナンセンスだと僕は思う。
ラーメンが好きなのに、ラーメンは豚骨以外おいしくないと言っているようなものだ。
豚骨も醤油も塩も味噌も、それぞれに美味しさがあり、
それらのそれぞれの良さを知っているのが、『ラーメン好き』というものではなかろうか?
そして、日本に産まれ育ったこそ、日本の文化や人の機敏な心の「ゆれ」を
深くわかったりもするのではないだろうか。
最後の「香川照之」の笑顔は何を意味するのか、それは観る人によって違うだろう。
そういう演出でもあり、そういうカメラワークでもあり、そういうコマ割りでもあった。
ただ、そういう笑顔を出来る役者はそうはいない。
そしてそれを感じられるのも、日本人であるからこそなのだと思う。

邦画だからこそ、味わえる深い旨味というものがあり、
本作品はそれが見事に描かれていた。
観終わった今は、ただただ、2人の男優と1人の監督に拍手。




また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
  物語の終わりは、日常の始まり〜
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リンク元  (34)
【オーシャンズイレブン】 04:15  cin 
7月某日、TVを観ました。


【オーシャンズイレブン】

・自宅

銀行強盗の映画。
それ以上もそれ以下もない。


また、幕が閉まったらお会いしましょう。

〜物語の始まりは、日常の終わり
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