フェアトレードの商品を作っている生産者には女性を中心にした団体が多くあります。
これには、単なる貧困という以上に、特に女性が困難な状況に置かれているということがあります。
ネパールでは女性が夫や家に縛られ、夫が食べ終わるまで、食事に手をつけないといったことも普通に見られます。
カーストによっては毎朝、夫の足を洗いその水を、夫が天国にいけるようにと祈りながら飲み干します。
そういった差別的な待遇に加えて、夫が亡くなったり、離縁されれば、教育も受けられず、家族の世話に追われていた女性は、仕事も無く生活の手段を失います。サティーという、夫とともに死ぬ習慣もあります。
インドでは結婚するときに女性には、平均して年収の5倍以上のダウリーと呼ばれる持参金が求められます。要求よりも持参金が少ないからと年間数千人の女性が夫の家族に殺され、家を助けるために自殺する、ダウリー自殺まであります。
フェアトレードの生産者団体には、そういった女性達のシェルターとしての役割もあります。
仕事の技術を身につけ、生活していくお金を稼ぐという私達には当たり前に思えることも、途上国では大変貴重な存在です。
ネパールで草木染めや手織りの洋服を作っているマハグティや、手編みのセーターなどをつくっているクムベシュワール職業学校でも女性達が物を作る喜びや、仕事に対するプライドを持ちながら働いています。
マハグティの洋服
ふたえパンツ
手織り綿シャーリングスカート
ハイネック七分ブラウス
クムベシュワール職業学校のニット
ケーブル編みループトリムコート
クラシックカーディガン
メランジロングカーディガン